MacのSafariでネットを使っていると、気が付けばタブがたくさん開きっぱなし…なんて経験、ありませんか?
「あのページどこだっけ?」「調べものをしたいけど、もう何が何だか分からない」
そんな悩みをスッキリ解決してくれるのが、Safariに搭載されている「タブグループ」という機能です。
私もリサーチをするときは多数のタブを開きっぱなしにしているので、どこに何があるか分からないときが多々あります。
今回は、タブグループの基本的な使い方から、具体的な活用法、便利な設定までをまとめてご紹介します!
Macユーザーはもちろん、iPhoneやiPadとSafariを連携している方にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

タブグループとは?
タブグループとは、Safariで開いているタブを目的ごとにまとめて管理できる機能です。
例えば:
- 仕事用のタブ
- 趣味の調べもの用のタブ
- 旅行の計画用のタブ
といったように、複数のタブをまとめて保存し、必要なときに呼び出せるため、タブが散らかる心配がなくなります。
また、Safariを終了してもタブグループは保持されるので、翌日以降も同じ状態で作業を再開できるのが便利です。
※タブグループはプライベートブラウズで使用している場合には使うことができません。
タブグループの作り方(Mac版 Safari)
【基本操作】
1.Safariを開く
2.左上の「サイドバー」アイコンをクリック(もしくはメニューバーの「表示」>「サイドバーを表示」)

3.サイドバーから「新規タブグループ」をクリックする。

4.新しいタブグループに名前を付けます(例:仕事用、旅行プラン、買い物リスト など)。
5.タブグループを選択した状態でWebサイトを開くとタブグープの中に追加されます。現在開いているサイトをドラッグアンドドロップで追加することもできます。

6.現在開いているタブをそのグループにまとめたい場合は、「新規タブグループ」を選択するときに「◯個のタブで新規グループ」を選択します。

これで新しいタブグループを作成することが可能です。
タブグループの活用法
① 作業のジャンルごとにまとめる
何を行うかによって分けておくことで、やりたいことに対する準備がすぐにできます。
例えば、次のような使い方がおすすめです:
- 仕事用タブグループ
Googleドキュメント、スプレッドシート、会社のメール、タスク管理ツール など - 趣味用タブグループ
YouTube、お気に入りのブログ、ネットニュース - 買い物リスト
Amazon、楽天、価格比較サイト
用途ごとにタブを切り替えることで、作業効率が大幅にアップします。
② 旅行やイベントの計画に活用
旅行の計画をしていると、ホテル、観光スポット、グルメ情報など、たくさんのページを調べると思います。
これを一つの「旅行計画」タブグループにまとめておけば、日をまたいで計画を進めるときもスムーズです。
③ 学習やリサーチに活用
勉強している分野ごとにタブグループを分けるのもおすすめです。
たとえば「英語学習用」「プログラミング学習用」「資格試験用」などに分けておけば、学習時間を効率よく使えます。
タブグループの便利なポイント
デバイス間で同期できる
iCloudを利用していれば、Macで作成したタブグループはiPhoneやiPadのSafariとも同期されます。
例えばiPhoneでSafariを開くとMacで作ったタブが追加されています。

タブグループごとにお気に入りやスタートページをカスタマイズ可能
macOS Sonoma以降では、タブグループごとにお気に入りのサイトや背景画像を設定できます。
「仕事用タブグループには会社のロゴを背景にする」など、視覚的に区別できるのも便利です。
右下の「編集」ボタンから各種カスタマイズが可能です。

タブグループの消し方・整理方法
【タブグループを削除する方法】
- サイドバーでタブグループ名を右クリック。
- 「削除」を選択。
これでタブグループ自体が削除されますが、中のタブは消えません。削除前に必要なページはブックマークしておきましょう。
【タブを個別に削除する】
タブグループ内で不要なタブがあれば、そのタブを閉じるだけでOKです。
タブグループ自体は残り、他のタブには影響しません。
おわりに
Safariのタブグループ機能は、タブが散らかりがちな人にとっての「救世主」と言える存在です。
用途ごとにタブをまとめることで、作業効率が上がり、気持ちもスッキリします。
特に、Mac・iPhone・iPadでSafariを使っている方は、タブグループを活用することでデバイス間のシームレスな作業が実現できます。
ぜひ、今日からタブグループを活用して、目的に合わせたSafariの使い分けを体験してみてください!
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