「未経験からWebライターを始めて、本当に稼げるようになるの?」 「朝活だけで副業は成り立つの?」
このような疑問を持ってこのページを開いてくださったと思います。
結論から言えば、未経験から始めてもWebライターとして収入を得ることは可能です。
特にライティングの経験がない私ですが、朝活でWebライターを始めて2年が経過しました。
はじめの頃は低単価の案件しか取れずに何度も挫折をしかけましたが、今では私の書いた記事がYahoo!ニュースにも掲載され、さらに継続案件を頂いて安定した報酬を頂いています。
この記事では、Webライターという仕事について、未経験者の私は2年続けて感じたことなど紹介していきます。

Webライターとは
Webライターとは、企業や個人のWebメディア向けに「Web上に掲載する記事を書く人」のことです。
たとえば:
- ブログ記事
- 商品レビュー
- 取材記事
- SEO記事
などの仕事があります。
Webライターの特長といえば、何といってもパソコン1台でどこでもできる手軽さにあります。
初期投資もほとんどなく、パソコンさえ持っていれば未経験からでも始めやすいので、副業としての注目度が高まっています。
また、案件が終わるとすぐに収入が入るので、モチベーションを保ちやすいです。
朝活でWebライターを始めるメリット
朝活は、その名の通り「朝の時間帯に活動すること」で、特に、仕事や学校の前の早朝時間に、自分の成長や充実感につながる行動をすることを指します。
そんな朝活が副業Webライターに向いている理由は次の通りです。
頭が冴えていて集中できる
朝は脳がリフレッシュしている最高の状態で、集中力が増しているので手の動き方が違います。
夜と比べても効率が格段に高いと感じています。
通勤前の時間を活用できる
「朝5時〜7時」など、生活に大きな影響を与えず副業できるのもポイントです。
自宅を出発する時間は決まっているので、緊張感を持って活動することができます。
ルーティン化しやすい
夜は残業や飲み会など予定が入って計画が流動的になり気味ですが、朝は予定が入りづらいため、習慣化しやすく継続にもつながります。
「起きる=ライター活動」くらいになれば、起きるだけで仕事のスイッチが入ります。
私がWebライターを始めた理由
コロナ禍で感じた危機感が全ての始まりでした。
「このままでは将来が不安すぎる…」
新型コロナウイルスの影響で会社の業績が目に見えて悪化し、ボーナスがカットされた2021年の冬。私は深刻な危機感を抱いていました。
それまで副業なんて考えたこともなく、本業だけで十分だと思っていましたが、会社の業績がこれほど短期間で変わったことで新たな収入の柱を作りたいと思うようになりました。
なぜWebライターを選んだのか
数ある副業の中でWebライターを選んだ理由ですが、まさに「特別なスキルを持っていなかった」からです。
本業では専門的な知識を使っていますが、それは非常にニッチな分野で一般受けしません。
「自分に一体何ができるんだろう?」と悩んでいた時、Webライターという職業を知りました。
Webライターを選んだ決め手:
- パソコンは人並みに使える
- 仕事で報告書や企画書を書く経験はある
- 特別な資格や初期投資が不要
- 在宅でできるため、家族の時間を削らない
これなら私でもできるかもしれないと考え、行動に移しました。
朝活という選択肢
実は、Webライターを始める1年前から朝活の習慣がありました。資格取得の勉強のために、毎朝5時に起きて勉強していたんです。
その資格試験が終わった後も、早起きの習慣だけは残っていたので、そこにWebライターという副業がピッタリはまりました。
朝活を選んだ理由:
- 静かな環境で集中できる
- 夜は本業の疲れで集中力が続かない
- 家族の時間を削りたくない
Webライターを始めて感じたこと
初期
「案件が取れない」現実の壁
「10件応募して、採用されるのは1件あるかないか」
これが始めたばかりの頃の厳しい現実でした。当然といえば当然ですよね。
実績がゼロの得体の知れない人に、大切な仕事を任せるクライアントなんてほとんどいません。
初期に直面した課題:
- 実績がないため信頼されない
- 魅力的な案件は競争が激しすぎる
- 文字単価0.1円〜0.3円の案件しか受注できない
- 提案文の書き方がわからない
当時は「Webライターは即金性があると聞いていたのに、こんなに稼げないなんて…」と思っていました。
正直、始めて2ヶ月目には「もう辞めようか」と何度も思いました。
朝早く起きて頑張っているのに、月収は3,000円程度。時給にすると100円以下という惨状でした。
数カ月後
それでも、コツコツと案件をこなしていき、10件を過ぎたくらいになると、少しずつ案件が取れるようになってきました。
といっても、文字単価が高い案件は実績を求められますので簡単には通りません。
しかし、たった数件ですが、案件をこなしたことにより着実に知識が増え、やり方が分かってきたこともあり、同じような案件であればできるということに気が付きます。
そこから新しい分野に手を出しつつ、執筆可能なテーマを絞ることによって着実に実績を積み上げることができるようになりました。
現在
Webライターとして活動を始めて1年くらいした時に、転機が訪れました。
ありがたいことに継続案件を頂けることになったのです。
継続案件を頂くと応募する際のやりとりの時間がなくなるので、執筆作業に集中することができ、クオリティも案件をこなすスピードも上がります。
さらに、お互いのことが分かっているので、安心して案件に取り組むことができ、いいことばかりです。
そのクライアント様にはもう1年くらいお世話になっています。文字単価も上げて頂き、現在の安定した収入源となっています。
今後も様々な案件をこなして、仕事の幅を広げつつ、収入アップにつなげていく予定です。

Webライターの始め方
もし、ここまで読まれてWebライターを始めてみたいと思って方に向けて、最初の行動に何をするのか紹介します。
未経験から始める5ステップ
ステップ1:目標を明確にする
初めの方はとにかく案件を受けて実績を積み重ねる。という気持ちでいいのですが、その先の目標が決まっていないと目指すところが分からなくなり、挫折する原因となってしまいます。
「月3万円稼ぐ」「1ヶ月で3記事納品」など目標を決めてステップアップしていきましょう。
ちなみに、私の最初の目標は「月1万円稼ぐ」でした。
ステップ2:最低限の準備をする
Webライターを始めるにあたって、最低限必要なアイテムは、
- パソコン
- ネット環境
- GoogleドキュメントやWordなどの執筆ツール
です。
まず、パソコンの準備は必須です。スマホではまともに作業できません。
案件の応募や校正はスマホで行うこともありますが、あくまで予備品です。
また、案件によっては記事の提出方法を指定されることがあります。特に多いのはGoogleドキュメントです。
すぐに対応できるように登録だけはしておきましょう。
ステップ3:プロフィールを整える
実績がなくても、クライアントからすると応募者の1人です。
自分自身のプロフィールは誠実に詳しく書いておきましょう。
自己紹介文では、
- 活動可能時間
- どんなジャンルが得意か
- 納期を守れる、などの姿勢
を記載しておきましょう。
ステップ4:クラウドソーシングに登録する。
案件に応募するために、クラウドソーシングに登録しておきましょう。
代表的なクラウドソーシングは次の章に記載します。
はじめの方は初心者歓迎案件を探し、応募文を丁寧に書くのがコツです。
ステップ5:納品まで責任を持って対応
案件に応募して受注したら、納期厳守、こまめな連絡など、信頼構築が第一です。
誠意を持って対応すると、継続案件へとつながるかもしれません。
案件獲得に使えるクラウドソーシング
まずはじめに、「どこで仕事を受ければいいの?」と思われるかもしれません。
クラウドソーシング呼ばれる、企業や個人がインターネットを通じて不特定多数の人に業務を依頼する仕組みを活用します。
クラウドソーシングサイトに登録し、案件に応募することで執筆へと繋がります。
ここでは、代表的なクラウドソーシングサイトを紹介します。
クラウドワークス

クラウドワークスは国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
案件数が豊富で、初心者歓迎の案件も多数募集されているので、初心者でも挑戦しやすいことが特長です。
システムもシンプルで使いやすく、検索機能も詳細に設定できます。
10万円以下のシステム手数料が20%と少し高いのが難点ですが、その分保証も手厚いといえます。
クラウドソーシング・仕事依頼・求人情報は日本最大級の【クラウドワークス】
ランサーズ

ランサーズはクラウドワークスと並ぶ老舗プラットフォームで、案件数はクラウドワークスに次いで多いです。
信頼度や評価で「認定ランサー」に昇格できる制度があり、昇格すると高単価の案件に繋がりやすくなります。
継続案件や専門性の高い案件も多いので、長く続けられると思います。
クラウドワークスと併用で登録しておく方が多いです。
クラウディア

クラウディアはクラウドワークスやランサーズに比べると知名度は低めですが、一定数のライティング案件があります。
クラウディアの特長は5万円以下で手数料が15%と安いことです。
複数のサイトを使い分けたり、少しでも手取りを増やしたいという方にとってはオススメです。
ココナラ

自分のスキルを商品として出品する形式のココナラですが、ライティング案件もあります。
ライティング案件も文章作成、ブログ作成など幅広いジャンルが揃っています。
自分から提案せずに待っておきたい。得意なジャンルがある方などにオススメです。
出品しておけば提案してもらえるので、スキルが「資産」になります。
Anycrew

Anycrewはフリーランスや副業ワーカー向けの“案件紹介型マッチングサービス”です。
他のクラウドソーシングサイトとは異なり企業と個人をつなぐ紹介型の仕組みが特徴的で、登録してプロフィールを設定しておくと、企業側からスカウトが届きます。
Webライターとしてある程度の実績やスキルを持っている方や長期案件を希望している方向けのサイトです。
稼ぐためのコツ
継続が第一
最初は単価が安く感じるかもしれませんが、続けて実績を積めば必ず単価は上がっていきます。
初めてすぐは稼げないからと言って諦めてしまうのはもったいないです。
クライアント様に信頼されると継続依頼や単価アップの可能性が広がりますのでコツコツ積み上げていきましょう。
得意なジャンルを見つける
自分の得意なジャンルに絞って案件をこなしていけば、知識が溜まっていき、さらにその実績から次の案件が入りやすくなります。
ただし、自分の得意なジャンルが無いと思っていても問題ありません。
はじめは「知っている」「面白そう」というところから始めてみて、段々積み重ねているうちに自分の得意なジャンルが育っていきます。
書く力を伸ばす
Webライターで稼ぐためにはいくつかのスキルが必要になっていきます。
- SEOライティングの基礎を学ぶ
- 文章力を身につける
- 構成力を身につける
- 情報収集力を身につける
など、スキルを伸ばして高単価案件へとつなげていきましょう。
稼ぐためのスキルアップには?
ある程度文章を書く力を持っていれば、案件獲得、報酬をもらうことはできます。
しかし、結局のところ高単価案件へと繋げて、稼いでいくためには文章力の向上は不可欠です。
高い文章力を持ったライターは貴重なので、クライアントに安心感を与えることができれば、そこから継続案件の獲得や文字単価アップ提案をしてもらえます。
そこで、稼ぐための文章力向上の方法について紹介します。
ライティングの本を読む
本を読んだところでいきなりスキルが向上することはありませんが、少なくとも知識をつけて実践していくことでライティングの質は確実に向上します。
そこで、Webライターをやるなら読んでおきたい書籍を3つ紹介します。
沈黙のWebライティング

数々のライターがオススメする名著です。
SEOの基礎やその本質など1冊の中で学ぶことができます。
本は厚いですが、漫画仕立てで面白く読むことができます。内容も熱いです。
人を操る禁断の文章術(メンタリズム)

メンタリストDaiGoさんが執筆する、人の心という視点から読まれる記事を書く方法、考え方などを学ぶことができる本です。
例が多くて内容も分かりやすく、「なるほど」と頷きながら読み進めることができます。
何をすれば読者が動くのか、その方法を教えてくれる一冊です。
新しい文章力の教室

初心者でも読みやすく、文章の基礎を学ぶことができる名著です。
多くの具体例とともに「どうやったら分かりやすくなるのか」ということを丁寧に教えてくれます。
何度も何度も読んで文章力が向上していくような一冊です。
良い記事をたくさん読む
同じWebライターの方が執筆した質のいい記事をたくさん読むことも文章力向上へと繋がります。
いい記事を書かれる方はリード文から記事を読みたいを思える工夫をしており、途中で離脱せずについ読んでしまうというのを実感させてくれるはずです。
そう感じることができれば、その記事を分析し、文章を真似ていくと表現力が身についていき、クリカていくことで自分なりの型ができるようになります。
ネットを開くとたくさんの記事がありますので、スキマ時間などを活用し、記事を読む時間を作ってみてください。
オンライン講座を受講する
最短で文章力を上げるのであれば、オンライン講座を受講することも選択肢です。
自分でコツコツ学ぶのではなく、プロに教えてもらうことができ、添削や案件獲得のサポートまでしてくれます。
すぐに高単価案件を取れるレベルまで引き上げてもらうことができるでしょう。
WritingHacks(ライティングハックス)

WrithingHacksはライターとして“稼ぐこと”に特化した実践型講座です。
SEOや構成、セールスライティングまで網羅した動画教材は100本以上あり、買い切り型で永久視聴が可能です。
分からないところがあれば、何度も質問をすることができ、講座内で3回の添削サービスがあります。
Blobiz

Blobizは受講者のレベルに合わせてマンツーマンレッスンを受けることができるWebライター育成講座です。
案件獲得保証で、実際の案件をこなしながら講師からの添削を受けることができ、実践的なライティングスキルを学ぶことができます。
また、申し込み前の無料カウンセリングや申込後の初回オリエンテーションで、自分に合ったオーダーメイドのカリキュラムを組んでサポートしてくれる点も安心です。
また、24時間対応のチャットサポートで、いつでも疑問点をすぐに解消することができます。
ストアカ

ストアカは1回1,000円〜のスポット型講座です。
会員登録は無料なので、登録しておけば、受けたいと思ったスポット講座に入金して受講する形式です。
ライティングの講師も多数在籍ており、
- 費用を抑えてピンポイントで学びたい
- まずはお試しで始めたい
という方にはオススメです。

まとめ:朝の時間は人生を変える力がある
私自身、朝活を通じて、
- 副業の第一歩を踏み出せた
- 自分の力で稼ぐ楽しさを知った
- 時間を味方につける大切さを実感した
という3つの変化を得ることができました。
もし、これからWebライターを始めようと思っているのであれば、最初は小さな一歩でもOKですので、
まずはクラウドソーシングサイトに登録して、プロフィールを書くだけでも行動の証になります。
「朝の1時間」で、あなたの未来はきっと変わりますよ!
コメント