英語学習、続けたいけど集中できない…
「英語をやり直したい」「TOEICの点数を上げたい」――そう思っていても、仕事終わりの疲れた頭ではなかなか勉強に集中できませんよね。
そんな方にこそおすすめしたいのが、「朝活で英語学習を習慣化する方法」です。
私もかつて仕事終わりに英会話教室に通っていたことがありましたが、疲れ果ててあまり集中ができず、効率が悪いなと思っていました。
しかし、朝方の生活にシフトし、勉強効率が上がったことで、今ではビジネスで海外に出張できるレベルにまで英語力が向上しました。
朝の時間を活用すれば、疲れていない頭で効率的に勉強でき、継続もしやすいです。
この記事では、英語学習に朝が適している理由と、忙しい社会人でも継続できる朝活英語法・教材・コツをまとめてご紹介します。

なぜ英語学習は「朝」がベストなのか?
頭が冴えていて、集中力が高い
朝は前日に1日働いた疲れがリセットされた状態で、集中しやすい脳のゴールデンタイムと呼ばれています。
集中力は起床後2〜3時間後が最も高いとも言われており、この時間を利用しない手はありません。
例えば、暗記したり長文を読んだりしたりするのに適した時間帯と言えます。
雑音が少なく、自分の時間を確保しやすい
夜は仕事以外にも家事や育児、ある日は飲み会など、自分ではコントロールができなくて決まった時間を確保することが難しいです。
一方、朝の時間は周囲が静かで、連絡が来ることもないので、学習に集中しやすい環境をつくることができます。
また、仕事に行くまでという時間の縛りがあるので、勉強をやらないといけない環境に身を置くことができます。
習慣化しやすい
毎朝決まった時間に勉強することで、生活リズムの一部に組み込みやすくなります。
習慣化できると、毎日まとまった時間を確保できるので、先の計画を立てやすいです。
忙しい社会人でもできる朝活英語勉強法5選
単語を覚える
英語力の基本は語彙力です。
英単語を知っておかないと、相手の話を聞くこと、文章を読むこと、自分の気持ちを伝えることもできませんよね。
寝起きに軽くアプリで単語を確認したり、前日に覚えた単語を復習するだけでも効果的です。
テキストを進める
朝の時間帯は頭がスッキリしているので、思考力が必要な問題を解くのにうってつけです。
毎日1ページ、10問、など目標を立てて実行しやすいので、継続する力も身につきます。
ちょっとの積み重ねでも、気付けば大きな成果につながっていくことでしょう。
英語ニュースアプリで情報収集
英語ニュースを聞くことは、リスニング力と時事知識を同時に伸ばせる一石二鳥の方法です。
一度で完璧には理解しようとせず、全体の流れを掴むことを重視すると、何度も読むうちに少しずつ理解できるようになってきます。
気になった表現をメモしておくと、いざというときに使えるストックができます。
おすすめ英語ニュースアプリ:
- English News in Levels
- NHK World Japan
- スマートニュース
英語日記で表現力を上げる
前日の出来事や予定を3〜5行程度でいいので英語で書いてみます。
自分のことをアウトプットすることによって、英語の表現力が身につきます。
完璧な文法を意識しすぎずに知っている単語と表現で書くだけでも、実際に話すときにパッと頭に浮かぶようになっていきます。
英語で読書をする
英語の文章をひたすら読んでいくことを「多読」といいます。
とにかく文章を通じてたくさんの英語に触れることでインプットをしていきます。
しばらく続けていくと、英語を日本語に訳さずとも英語として理解できるようになっていきます。
英単語の意味が分からずとも、とにかく読み進めていくことがポイントです。

シャドーイングで発音・リスニング強化
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて影のように追いかけるように発話する英語学習法です。
元々は同時通訳者のための訓練方法だそうですが、リスニングやスピーキング能力の強化にとても役立つとして、一般に広く取り入れられています。
TED TalksやYouTubeなど、音声と主に映像を見れるツールを使用し、最初は字幕を見ながら、徐々に音声のみでシャドーイングをできるように挑戦してみましょう。
ネイティブスピーカーのスピードで話すことによって、より自然な発音を身につけることができます。
おすすめシャドーイングアプリ:
- Cake公式アプリ
- 6秒英語漬け
- シャドテン
英語学習アプリで効率的学習
最近は、スマホ1台で学習できるアプリが充実しています。
机に向かって、寝起きに布団で、準備中のスキマ時間などで手軽に学習できる点が特長です。
1日10〜15語でもいいので、無理なく積み重ねていくことが大切です。
おすすめ英語アプリ:
- スタディサプリEnglish
- mikan
- Duolingo
- VoiceTube
オンライン英会話
「英語は話してこそ上達する」とわかっていても、日中はなかなか忙しくて英会話教室に通う時間が取れませんよね。
そんな方におすすめなのが、朝活にオンライン英会話を取り入れる方法です。
朝に英語を話すことで、「英語モードの脳」が作られていき、リスニングや読解もスムーズにできるようになります。
おすすめオンライン英会話教室:
- ネイティブキャンプ
- DMM英会話
- レアジョブ英会話
朝活英語を継続するコツ
“完璧主義”をやめる
「30分しっかり勉強しなきゃ意味がない」
「今日はできなかったからもうダメだ」
そう思ってしまうと、自分にプレッシャーがかかりすぎて学習が続かなくなってしまいます。
まずは「たとえ5分でも英語に触れたらOK」くらいのマインドを持つことが、継続への第一歩です。
時間・行動をルーティン化する
例えば、「6:30 起床 → 6:45〜7:00 英語リスニング → 7:00 朝食」など、毎朝の行動をパターン化することで、「やるかどうか迷う時間」を排除できます。
朝の時間は限られているので、迷わずスムーズに英語に取りかかれる流れを作ると、習慣化しやすくなります。
目標は“低め&明確”に設定する
朝活で英語学習を始めたばかりの頃は「3ヶ月でTOEIC100点アップ」など大きな目標とは別に
「今週は5回朝活できたらOK」「今月は毎日英語に5分触れる」といった「手が届く範囲の行動目標」を立てましょう。
日々達成感を得られることで、自然とモチベーションが維持されます。
学習記録をつける
ノート、手帳、日記アプリ、SNS投稿など何でもいいので、「今日やったこと」「学んだこと」「気づき」を1〜2行でも書き残すことです。
記録が蓄積されることで、「自分、続けてる!」という自信になり、やる気が持続しやすくなります。
モチベーションは「続けた実績」によって育ちます。
まずは、朝早く起きることです。
朝活を継続するコツについてはこちらの記事で紹介しています。
朝活英語の効果を上げる
継続サポートサービスの活用
それでも、英語学習を1人で続けるのが難しい場合は、継続サポートがあるサービスを活用するのも手です。
例えば、スタディサプリENGLISHには学習時間のチェックや成果の見える化など、継続をサポートする機能が充実しています。
モチベーションに頼って気合で乗り切るのではなく、ツールを使って賢く学習することで長く継続できる習慣を身につけることができます。
オンライン英会話で実践
朝活英語の成果を確認するには、実際に英語を話す機会が必要です。
早朝でもレッスンを受けることができるオンライン英会話教室がありますので、続けていくと朝活英語の効果を実感できます。
毎日口に出して発音していくことによって、いざというときにスムーズに口から言葉が出てくるようになります。
英語学習コミュニティへの参加
異なる言語を学習する人々がお互いに母国語を教え合うことで、言語学習をサポートする言語交換アプリというものが登場しています。
世界中の英語学習者とつながることができ、朝活英語の成果をシェアし合うことで、モチベーションを学習しながらモチベーションを高めることができます。
おすすめ言語交換アプリ:
- Hello Talk
- Tandem

まとめ
朝活英語は忙しい社会人でも無理なく続けられる、最も効果的な英語学習法の一つです。
本記事が、自分のライフスタイルに合うものを選ぶきっかけになると幸いです。
成功の鍵は継続することです。
完璧を求めず、毎日少しずつでも英語に触れることが大切です。
さっそく明日の朝から、あなたも朝活英語を始めていきましょう!
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