朝活と資格勉強はキャリアアップに効く!忙しい社会人に人気の資格とは?

朝活と学び

「朝活を始めたけど、せっかくの時間をどう使おう?」

そう思ったとき、資格の取得は非常に有意義な選択肢のひとつです。

キャリアアップや転職、副業などの将来を考える上で「何かスキルを身につけたい」「履歴書に書ける成果がほしい」というニーズは増えています。

私もこれまで仕事、家事、育児に追われながらも朝の時間をうまく使うことでいくつかの資格を取得してきました。

今回は時間の限られる忙しい社会人でも、継続しやすく、実際に役立つ資格を目的別に紹介します。

 

 

朝活で資格を取るメリット

資格勉強をするならぜひ朝にやっていただきたいです。

私の実体験からも朝から資格勉強に取り組むことにはメリットがあります。

頭が冴えている時間にインプットできる

朝の時間帯は、前日に1日働いた脳がリセットされ、最も効率よく働く、いわゆる「脳のゴールデンタイム」だと言われています。

目覚めてから3時間は特にやる気や集中力が高まり、より効率よく勉強に取り組むことができます。

 

仕事や家事の前に「自分の時間」を確保できる

夜に勉強しようと思っても、疲労から次の日でいいやと思ったりや飲み会などの急な予定に流されたりしがちです。

また、1日の家事が予定よりも長引き、気付いたらもう寝る時間だったということも多々あります。

その点、朝は他人に邪魔されにくく、自分だけの時間として確保することができます。

 

タイムリミットがあるので、効率的に勉強ができる。

朝は1日の始まりであり、日常生活をスタートするためのタイムリミットが存在します。

期限が決まっていると、少しでも効率よく、多くのことをこなそうという気持ちになるので、結果として勉強の効率が上がります。

 

4. 朝のルーティンに組み込むことで習慣化しやすい

毎日決まった時間に起きて机に向かう。

これを繰り返すことで心も体も慣れてきて、段々と朝の学習が習慣化してきます。

習慣化ができれば、毎日の計画を立てやすいので、無理なく資格合格に向けた勉強をすることができます。

 

 

 

【目的別】朝活におすすめの資格5選

では、どの資格を取るといいのか。

目的別に持っておくと役に立つ資格を紹介します。

 

転職やキャリアアップをしたい

TOEIC Listening & Reading Test

概要
TOEICは国際的なビジネスや日常生活における英語でのコミュニケーション能力を測るためのテストです。
テスト項目はリスニングとリーディングで、企業の昇進要件や採用基準に含まれることも多く、自分の英語能力を証明する定番資格です。

対象者
英語を使う部署を目指す方、外資系企業への転職希望者、英語力を客観的に証明したい方

勉強時間の目安
目標のスコアにもよりますが、100点上げるためには200〜300時間が必要と言われています。
自分の今の能力と目標のスコアに合わせて試算してみてください。

おすすめ理由
脳がスッキリした状態でなおかつ静かな環境なので、リスニングがぴったりです。また、前日覚えた英単語を復習することで記憶に定着します。

 

ITパスポート

概要
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を持っていることを証明する国家試験です。
社会人のキャリアアップだけでなく、学生の間に取得する方も増えており、文系や未経験者でも取り組みやすい内容です。

対象者
IT技術一般の知識を取得したい方、社内のDX推進に関わる方、業務効率化に興味がある方

勉強時間の目安
100〜180時間

おすすめの理由
過去問・問題集の反復練習が重要な試験で、毎朝繰り返していくことで確実に知識を習得できます。
また、アプリやスマホ学習と非常に相性が良く、朝のスキマ時間でも学習することが可能です。

 

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

概要
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の知識・操作スキルを証明する資格です。
試験はすべて実技試験で、筆記試験はありません。

対象者
事務職や営業サポート職、社内でOffice業務が多い方

勉強時間の目安
50〜100時間程度

おすすめ理由
実技試験なので、パソコンに向かう時間を長く取る必要があります。
朝の時間を活用して、まとまった時間が取れれば資格取得までに時間はかからないと思います。

 

日常生活に役立てたい

ファイナンシャル・プランナー(FP)2級・3級

概要
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、家計・保険・税金・投資・年金・相続など、お金に関する幅広い知識を習得できる国家資格です。
資格を取得することで人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く専門家になることができます。
3級は入門レベル、2級は実務レベルとされています。

対象者
家計の見直しをしたい方、保険・金融・不動産などの職種に就いている方

勉強時間の目安
3級:80〜100時間
2級:150〜200時間

おすすめ理由
短時間で進められる問題演習が多く、計画的に進めることができます。
また、生活に直結する問題がかなり多く、すでに知っていることやためになる知識も多いので、モチベーションが続きやすいです。

 

副業・起業を考えている

日商簿記(2級・3級)

概要
日商簿記は日本商工会議所および各地商工会議所が実施する、簿記の知識や技能を測る検定試験です。
簿記は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、企業の経営成績と財政状態を明らかにする技能で、経理・会計の基本を学べる人気の資格です。
企業の財務状況の読み解きや帳簿の仕組みを理解でき、転職や副業にも有利です。3級は商業簿記の基礎知識、2級は工業簿記を含むより実務的な内容です。

対象者
事務職への転職希望者、個人事業主、フリーランス、副業を考えている方

勉強時間の目安
3級:50〜100時間
2級:250〜350時間

おすすめ理由
仕訳や計算などの作業が多いため、朝の集中できる時間にやるとスムーズに進められます。
学習範囲が決まっているため、独学や通信講座でも習得しやすいです。

 

社会保険労務士

概要
労働法・社会保険法に関する国家資格です。
労働環境の整備や給与計算、企業の就業規則の整備など人材の面での専門家になることができます。

対象者
人事・労務・総務部門に勤務する方、企業の経営に深く関わりたい方、独立開業を考えている方

勉強時間の目安
800〜1,000時間

おすすめ理由
法律系の資格なので覚えることは多いですが、朝の脳がすっきりした時間で条文や過去問を解くことで効率良く勉強が進められます。
長い期間をかけて勉強していく必要があるため、朝活でルーティン化して長期計画で進めることが可能です。

 

ビジネス実務法務検定

概要
ビジネス実務法務検定は、企業活動に関わる法律知識を実務的に学べる資格です。
取引・契約・知的財産・コンプライアンスなど、ビジネスシーンで起こりうる法的トラブルへの対応力を身につけることができます。
社会人として身に付けておくべき知識を学べ、企業からの評価も高い検定です。
3級は新入社員~若手向けの基本的な法律知識、2級は実務的な法律判断や対応力など実践的な知識となっています。

対象者
法務・総務部門の方、取引や契約書に携わる営業職、コンプライアンスや情報管理に関心がある方、管理職候補や中堅社員

勉強時間の目安
3級:45〜60時間
2級:60〜90時間

おすすめ理由
法的な文章や事例問題が中心のため、集中力が高まっている朝の時間帯に読解・インプットを行うといいです。
例えば、毎朝1つのテーマに絞って学ぶと定期的に繰り返すことで記憶の定着にも結びつきます。

 

資格を選ぶ前に考えるべき3つのポイント

1. 目的(キャリア・収入・教養)を明確にする

「なんとなく取りたい」よりも、「3ヶ月後に社内評価を上げたい」「来年転職したい」など、ゴールを明確にすると継続しやすくなります。

まずは、なぜその資格を取りたいのか立ち止まって考えてみてください。

 

2. ライフスタイルに合わせて無理なく続けられるか

日々家事・育児・仕事に追われるからこそ、勉強時間をどこで確保するべきなのかが重要になります。

夜は流動的で勉強できる日とできない日があるので、朝の時間を活用するのがおすすめです。

例えば、平日は朝だけ勉強して、週末に復習するスタイルなどライフスタイルにうまく合わせて効率的に勉強できる計画を立てましょう。

 

3. 通信講座・スマホアプリをうまく使う

それでも、目標とする資格に対して十分な勉強時間が取れなさそうであれば、オンライン通信講座やアプリ学習の活用も選択肢に入ります。

独学で限界を感じ、進まなくなると挫折する原因にもなってしまいます。

また、プロの手を借りることによって学びのスピードが格段に上がるので、資格取得を大きく後押ししてくれます。

 

 

まとめ

朝の静かな時間は、自分と向き合い、成長するチャンスです。

何を勉強するか迷っているならば、まず「自分の生活・仕事・将来に合う資格」を選ぶことで第一歩を踏み出すことができます。

今回ご紹介した資格はどれも「社会人の生活に役立つ」ものばかりですので、ぜひ検討されてください。

朝の学習を通して資格を取得し、未来を変えていきましょう!

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